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リラックスブック(だいわ文庫)
たかたまさひろ(著)
定価 607円(税込)

気持ちが整理され、リラックスして、今日一日のいやなこと・心配ごと・うつな気分がすーっと消えてなくなります
メッセージ No.180-189

No.180『欲求と不安』

人間が活き活きとした充実を感じられるのは、自分の素直な欲求にもとづいて行動しているときです。
しかし、欲求は、うまくコントロールしなければ、ともすれば自分でも手に負えないほどに肥大化してしまうものです。
節操もなくむさぼろうとする心が、かえって自分を貧しくしてしまいます。

暇なとき、仲のよい友人や恋人とメールのやりとりをするのは、楽しいことです。
しかし、「メールを送ったのになかなか返事がこない」「長いメールを送ったのに返事が短かった」などと腹を立ててしまっては、いったい何のためのメールか判りません。
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No.181『愛情を活かすために』

お金を儲けたり、やりがいのある仕事に就いたりと、幸せの形はさまざまありますが、やはり誰もが求めている究極の幸せは、愛情に満ちた豊かな人間関係の中で生きていくことでしょう。

他人から愛されたり、何かをしてもらったりすることは、うれしいことです。
しかし、「何かをしてもらったからうれしい」のではなく、「相手の心遣いに感謝し、相手を大切に思い、そのおかげで自分の心が豊かになること」がうれしいのです。
他人から受けた愛情は、自分の心で温め、育てるものです。
それをわきまえていなければ、際限なく相手に愛情を要求し、ついには逆に敬遠されるはめになってしまいます。

どれだけ泣きついても、脅しても、自虐的な態度で同情を誘っても、他人の心からの愛情をえることはできません。
むしろ、強要すればするほど、相手の自由な意志を阻害し、真の愛情を遠ざけてしまいます。

他人から愛されることは、何ものにも代えがたい、貴い価値のあるものです。
なぜ価値があるかといえば、どんな手段を用いてもけっして自分の力では手に入れられないものを、他人がまったくの善意で、無償で与えてくれるからです。
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No.182『自分の心に愛情を育てる』

自分に自信のない人ほど、他人の行動ばかりを気にかけます。
他人がうらやましく思えるのは、自分に自信がないからであり、他人の欠点が許せないのは、自分の欠点を自覚していないからです。
自分と向き合うことから逃げようとして、ますます他人のことばかり気にかけてしまうのです。

しかし、どれだけ他人のことを気にかけても、自分に自信がもてるわけではありません。
むしろ、他人を気にすればするほど、不安や劣等感は大きくなります。
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No.183『自分を裁いてはいけない』

生きていれば、つらく悲しい出来事に幾度となく遭遇します。
人生に苦しみはつきものです。しかし、人は、不運な出来事そのものによって苦しむのではなく、「自分の思い通りにならない」という不満によって苦しむのです。
苦しみから逃れるためには、事態を改善しようという努力も必要ですが、自分の力では変えられないものを受け入れる勇気も必要です。

誰でも、「こうあってほしい」「こうあってほしくない」といういくつかの願望をもつのは当然のことです。
しかし、世の中に「絶対になくてはならないもの」「絶対にあってはならないもの」は何ひとつありません。
「こうあってほしい」という欲求は、明日への希望をもたらしますが、「こうあらねばならない」という思い込みは、逆に私たちを無限の苦しみへと突き落とします。
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No.184『怒りを感じたとき』

不快な感情の中でも、ストレスの原因となるもっともやっかいな感情は、怒りです。

すぐにキレる人というのは、怒りっぽいというよりは、「怒りはみにくい感情である」と潔癖に思い込んでしまっている場合が多いものです。
怒っている自分を受け入れることができないという嫌悪感が、ますます怒りの火に油を注いでいるのです。
「私だって本当は怒りたくなんかないのに、他人が私を怒らせるようなことをするからいけないのだ」ということを判ってもらいたくて怒るのです。
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No.185『自分の基準に従う』

誰でも、自分の人生を有意義なものにしたいと思っています。
そのためには、正しく生きることが必要ですが、この「正しい生き方」とはどういうものなのか、絶対的な基準がなく、判断が難しいところです。
どんな選択をしても、一長一短があります。
自分にとって正しいことが他人にとっては間違っていることもあるし、その逆であることもあります。
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No.186『好きという言葉に責任をもつ』

ときどき、「好きな人の気持ちが判らない」「恋人のことが好きなのに、疑ってしまう」という悩みを耳にします。
しかしこういう場合、「好き」という言葉があまりに安っぽく、無責任に感じられてなりません。
裏を返せば、愛という美名のもと、「相手は私の思い通りになるべきである」という要求を正当化しているということです。
本当は「好き」なのではなくて、「好きになってほしい」だけなのではないでしょうか。
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No.187『悪循環を断ち切る』

自分に自信がもてない人は、「どうせ私はダメな人間だ」「どうせ私は皆に嫌われている」と卑下する癖がついてしまっています。
「もっと自信をもて」と言われても、「何をやってもうまくいかないのは事実だし、嫌われているのも事実なのだから、何に自信をもてばよいのか判らない」と思うかもしれません。

しかし実際は、「私はダメな人間だ」と自己暗示をかけることによってやる気を失うから失敗してしまうのだし、「どうせ皆に嫌われている」という卑屈な態度によって、他人に敬遠されてしまっているのです。
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No.188『他人の立場で考えてみる』

会社員のAさんは、毎朝、出社する時間になるとゆううつな気分になります。
会社に、いつも偉そうな態度をとる上司がいるからです。
その上司は、ろくに仕事もできないくせに、人を見くだすような言い方で命令をし、失敗したときには部下に責任をなすりつけるのです。
Aさんは、「上司がなぜあのような態度をとるのか判らない」と嘆いています。
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No.189『自己愛のバランスをたもつ』

——恋人のことが好きなのに、自分をかまってくれないときなど、たまに憎らしく感じることがある。
——成功した友人を素直に祝福することができず、内心では不幸になればいいのにと思ってしまう。

私たちの心は、ときとしてみにくい感情に支配されることがあります。
人は誰も、自分が一番かわいい存在だから、自尊心が脅かされることに不安を感じるのです。
みにくい欲求は、抑えようとすればするほど、かえって大きくなってしまうものです。
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